意匠開発の迅速化:意匠のアジャイル開発に欠かせないDesignMeeting

デジタルからアナログで変化する開発

自動車のメーターは従来のアナログからディスプレイタイプに切り替わり、表示できる面積や情報は日々拡大しています。また自動運転機能の追加やHUDで表示するコンテンツの拡大、ネットワークを活用した機能の増加などに対応するために開発規模は拡大するばかりです。

対応すべくソフトウェア開発では「アジャイル開発手法」の導入が増えてきましたが、意匠開発をアジャイル的に開発するにはどうしたらいいでしょうか?
広告業界では迅速な意匠(デザイン)制作が行われています。PERCHではそのような手法をHMI開発に取り入れていますが、その一つがDesignMeetingです。

広告業界で成果を上げている手法

広告制作は非常に短期間で行われているため、意思決定を早める工夫が数多くなされています。そのなかの1つがDesginMeetingです。一般的な紙媒体の広告(雑誌や電車の広告など)は、依頼からアイデア提案まで2週間程度、その後の制作に1ヶ月、印刷終了まで合計2ヶ月程度と非常に短期間に制作されています。
DesignMeetingは、依頼者とデザイナーが1つの場所に集まって一緒に作り上げる手法でまさにアジャイル手法です。デザイン開発において不効率なのは【修正作業】です。何度も繰り返し修正していては納期に間に合わず、コストも増加する一方です。そこで意思決定者(依頼者)がデザイナーと話し合いながらその場で修正する方法が最も効率的です。その場でいろんなアイデアを出す必要があるため、どの制作会社もDesignMeetingを行うデザイナーは経験豊富な者に任せています。

「広告業界」と「HMI開発」の両方の経験があるPERCHが行う良さ

PERCHは広告制作の経験を活かして、開発の効率化に貢献することを心がけています。意匠のアイデア出し、意匠制作、意匠開発インフラを徹底して効率化しています。PERCHにはDesignMeetingをするにあたって、いままでの経験を活かした3つのアドバンテージがあります。

 

1. グラフィックデザインの経験の豊富さ

・幅広いデザインを複数思いつく引き出しの多さ
・ソフトオペレーションの速さ

 

2. DesignMeeting経験の豊富さ

・高いヒアリング能力で予想以上のアイデアをその場で具現化
・要望を聞きながらデザインを考える並列思考

 

3. HMI意匠開発経験の豊富さ

・何を求めているか、何を作ればユーザー体験を向上可能か把握
・機能と目的を把握して魅力的な意匠を作り上げる
・法規や技術的な制約を把握して意匠を検討できる

 

DesignMeetingと全体の流れ

意匠開発をご依頼いただいてからデザイン案ができるまでの流れは以下のようになります。

1. 意匠開発のご依頼
2. 意匠アイデアを検討、初回ミーティングで提案する意匠を制作
3. 初回ミーティングでDesignMeetingを実施
4. 要望を聞きながら意匠を修正
5. 要望から新たな意匠を複数提案
6. 初回の会議で決定、もしくは大きな方向性が絞り込まれる

DesignMeetingの効果/感想

DesignMeetingにはデザイン開発を効率化、高品質かさせるための3つの効果があります。

 

1. 時間の短縮

その場でデザインの提案と修正を繰り返すため、時間のロスが減り大幅な開発期間の短縮が可能です。通常のデザイン提案では数日から数週間の時間をかけて修正と確認を繰り返しますが、DesignMeetingでは修正と確認をその場で完結するため確認プロセスを短縮して開発期間を大幅に短縮できます。

2. 意見の食い違いを防ぐ

その場で修正したデザインを確認できるので意思の疎通が容易になります。複雑化したHMIデザインを作るためには従来のように言葉やメールを使ったコミュニケーションでは繊細なデザイン指示を的確に言い表すことが出来ない場合があります。また、バリエーションを複数作り一番よいものを選ぶなどより確実に狙い通りの案を作ることも可能です。

3. アイデアの拡大

直接話し合いながら制作するため、意見を交換しながらアイデアを試すことが出来ます。複数の案を短時間で試すことで様々なデザインの可能性にチャレンジすることが可能です。広いデザインの知識を持った担当者がDesignMeetigを行うことでアウトプットの質を高めることが可能です。

 

費用について

PERCHの意匠開発では、DesignMeetingを標準のサービスとしています。意匠開発費用に含まれるため別途費用はかからず、開発期間が短縮されるため当社へのお支払い(意匠開発コスト)は削減されます。

 

正しい色で確認するインフラで実施

搭載予定のディスプレイを測定して、会議や制作時にシミュレーションするカラーマネージメントを併用頂くことで、正しい色を確認しながら意匠を決定することが出来ます。これにより、実装段階で色を修正したり、会議のたびに異なる色になって混乱するなどの無駄を削減できます。

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