人の心を反映したHMIに

人間の心理と行動に基づくHMIを研究し、デザインガイドラインを設計する

ユーザーが迷ったり、誤操作をしないわかりやすいUIをデザインするには、デザインの知識以外に人間を理解するための心理学や行動学の知識が必要です。学術研究などの基礎研究理論を利用して、コンセプトやユーザーに合わせた最適なHMIを検討。学術研究を基に複数のプロトタイプデザインを作成しユーザー調査を行うことで、裏付けのあるデザインガイドラインが策定されます。

学術研究調査

心理学・行動科学・HMI関連研究などの学術研究から、開発案件ごとに最適なものを探しだし、デザインに応用できるように情報の整理・順位付けなどを行います。

仮説立案

学術研究の限定的な研究や、シンプルな意匠や音などでのテストは、製品化に直接利用することが出来ません。
そのため、得られた知見+デザインノウハウを組み合わせて、意匠化するための仮説を立案します。

プロトタイプデザイン

機能面にフォーカスしHMI表現としての有効性を早期に検討することで、社内検討会やユーザー調査を迅速化します。
このような意匠開発にはインフォグラフィックデザイナー(情報をビジュアルでわかりやすく伝える専門家)を登用することで、わかりやすく使いやすいHMIを開発することが出来ます。

ユーザー調査

調査企画からリポート作成まで、HMIに特化したユーザー調査を行います。
安価で迅速にユーザーの心理を確認できるアンケートシステムと、ドライビングシミュレーターによる調査に対応。必要性に応じて使い分けることが可能です。

HMI設計書

プロトタイプデザインやユーザー調査の内容を整理し、次工程(意匠デザイン)でUIデザイナー・グラフィックデザイナーが魅力的なデザインを作成するガイドラインとなる書類です。
デザイナーに伝わる言葉で書かれているため、コミュニケーションロスがなく狙ったものが仕上がります。