Project No.1 ADS HMI設計/意匠デザイン

運転中に変わる状況に合わせて、必要な情報も変化する  HMIも柔軟に変化することでより使いやすいHMIが生まれる

 

 

プロジェクト概要

ADS機能を搭載したHMIのデザインスタディです。自動運転に最適化された新しい時代のHMIデザインを検討しました。

 

制作の狙い

「理論的な裏付けがあり、高機能化・多様化しても使いやすいHMIデザイン」をPERCHが提案できることのアピールとして製作しました。

 

制作プロセス

自動運転のためのインターフェース

自動運転の普及に伴い、ドライバーが運転中に必要とする機能も変化しました。情報の優先度に合わせた見せ方やアニメーションの効果的を効果的に使用することで運転中に刻々と変わる状況に合わせて柔軟に変化するインターフェースを目指しました。

 

視認性と意匠性の両立

緻密にモデリングされたリアルな3D空間を作り、その手前に運転に重要な情報を投影されるレイヤー構造を採用することで、意匠としての魅力と計器としての見やすさを両立しています。

 
 

ディスプレイの利点を最大限活用するデザイン

現在使用している機能に関する表示を拡大させて目立たせるなど、アナログでは出来ないデジタルなディスプレイの可能性を最大限に活かすデザインです。

 
 

視認と認知を向上させるための表現

自動運転の設定速度を変更する時には数字の変更に合わせて、数字の上下にある矢印がオレンジ色に点滅します。HMIがドライバーの操作に適切に反応を返すことでわかりやすく使いやすいユーザー体験が生まれます。

 
 

先進性を感じさせるカラー表現

全体的なムードとして先進性を感じさせるカラー表現を採用しました。寒色系の色を大きな面積で使用して先進感を感じさせ、注目を促す色として暖色系の色を使用しています。また、メーターとしての視認性を高めるために明度と彩度で十分なコントラストをつけています。

 

インフォグラフィックの活用

運転中は情報の重要度が変化します。注目して欲しい情報を手前に表示してユーザーに認知を促します。また、意識を向けるべき事象とそれを説明するメッセージとの距離を近づけることで、ユーザーが何をしなければならないかを直感的に理解させることが出来ます。
警告の緊急度に合わせて表示するアラートの種類や位置をデザインしており、緊急度に合わせた必要なレベルの認知を促します。

 

デザイン販売について

本プロジェクトの意匠は、実装/サンプル制作等にご利用頂けます。使用目的と範囲に応じてお見積もりいたしますので、問い合わせフォームよりご連絡ください。

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