マルチモーダル型HMIの基礎知識

はじめに

みなさんがスマートフォンを使うときに身体のどの部分を使ってスマートフォンと情報のやりとりをしているか考えてみたことがあるだろうか?例えば写真を撮る時のことを想像してみて欲しい。

・画面上で指を使ってスワイプやタップして機能を呼び出し(タッチ)
・画面をみながらアングルを合わせて(イメージ)
・シャッターを押したことをシャッター音で確認(サウンド)

写真を撮る、というシンプルな機能でもスマートフォンの様々なインターフェースを使っていることがわかる。より人間にとって都合が良いインターフェースを機械が選んで使ってくれる。このように人間の都合に合わせて複数のインターフェースを組み合わせたものを「マルチモーダル型インターフェイス」という。

 

自動車のHMI

現在の自動車のHMIでもスマートフォンの例と同じように様々な種類のインターフェースを使って車はドライバーとやりとりをしている。以前は自動車のメーターはアナログ時計のように物理的な計器の表示をドライバーが視覚的に読みとり、ハンドル操作やスイッチを操作する必要があった。マルチモーダル型のインターフェースでは音声でエアコンの設定温度を調節したり、アイコンを使った直感的にわかる画面を指でタッチして操作することができる。また車線をはみ出すとハンドルを振動させて教えてくれる車もある。このようにユーザーの都合に合わせて一番効果的な情報の伝え方を選んでくれることにより使用するユーザーの負担が減る。

 

今後の展望

自動車に様々な機能が追加され、高機能化していくことでユーザーの操作の負担が増えてしまう。そのため、ユーザーの負担を減らすためにマルチモーダル型インターフェースはより重要になる。

 

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